アイビー(ヘデラ)の育成日記② - 観葉植物ライフin築古マンションで書きましたが、我が家のアイビーちゃんがハダニにやられてしまいました。
部屋の中で育成しているということもあり、薬剤は使用したくないと思い、頑張って薬剤なしでの除去を試みたところ、見事撃退することができましたので、その方法をみなさんに共有できればと思います。
薬剤無しでアイビーのハダニを駆除する方法
明らかにだめな葉っぱを取り除く
まずは、明らかにダメな(枯れている)葉っぱを取り除きます。
ハダニが駆除された後にこれらが復活するわけではないので潔く取り除きましょう。
濡れたティッシュとかで可能な限り駆除
もちろんこれですべてのハダニを駆除できるわけではないですが、一番手っ取り早く駆除できる方法でもあるので、とりあえずできるだけこの段階で駆除していきます。
水を入れたバケツに鉢ごと入れる
こんな感じ↓で、水を入れたバケツに鉢ごと突っ込みます。
鉢を入れたまま、20分ほど放置して、その後きれいに葉についた水滴をふき取ります。
※理論上、上記の方法でハダニは窒息して全て死んでしまうのですが、稀に元気に生き残っているやつもいるので、見つけ次第駆除します。
孵化したハダニを除去
上記の方法で以上に元気なハダニ以外は駆除できるのですが、卵はこの方法では駆除できません。
したがって、この後も日々観察して、孵化したハダニを丁寧に駆除すれば無事完了!となります。
★駆除の裏技
駆除と言っても、アイビーの場合は葉っぱが多く、見落とすことも多いかと思います。
なので僕の場合、目視でも駆除の後に、葉っぱが取れないギリギリの強さでシャワーの水を当ててました。
その際、なるべく土に水がいかないように注意します(ほぼ毎日これを行うため、土にシャワーの水がいくと根腐れの危険性があるため)。
ハダニ駆除前後のビフォーアフター
左がビフォーで、右がアフターです。
写真の撮り方が全然違うところにセンスのなさを感じますが、それでも分かるくらい、アフターの写真では特に内側とうか下の方(根に近い方)の葉っぱが繁茂しているのが分かるかと思います。
駆除にかかる期間はどれくらい?
上の写真ベースで言うと、ビフォーが5月上旬で、アフターが7月上旬くらいなので、ざっくり3ヶ月くらい経っていますが、完全駆除できたのはなんだかんだで1か月くらいだったかと思います。
完全駆除できた!と思ったらまたハダニが見つかって・・・というのを何度繰り返したことか・・・。
今回の経験で薬剤無しでもハダニが駆除できることが分かりましたが、根気がいる作業である、ということは間違いないです。
まとめ
そもそも、今回のハダニの件は、アイビーのちょっとした変化(成長が遅い、葉の一部が枯れている)に気付いてはいたけど「まあ大丈夫でしょう」とスルーしてしまったことに起因しているので、そもそも初期段階で気付いていればもっと簡単に駆除できたのかなと思います。
改めて早期発見、早期治療の大切さを感じました。